振袖地域 1 番!そして市場独占のマーケティング

新しい事業をやるならば絶対に本気で地域一番を狙わないとダメです。
なぜならこれからの日本のビジネスは一番しか生き残れないからです。例えば 現代人はインターネットで検索しても一番上に表示されるお店から物を買いますし、人にいいお店を紹介してもらった時でも一番に名前が上がる店にしか行かないでしょう。
情報化社会の現代は情報があふれかえっていますからますます忙しい現代人は一番を迷いなく選ぶようになる事でしょう。現在でもインターネットの世界では1番総取りですし、街を見渡せば人気飲食店は行列を作って満員御礼でそれ以外の飲食店は閑古鳥が鳴いています。ビジネスが上手く行かないと思っている方がいるならば、それは景気の影響でも何でもなく、一番にしか人が行かない時代が来ているからなのです。

なぜビジネスは最初から一番を狙いに行かなければいけないかと言うと、 地域一番を視野に入れた思い切ったコストをライバルプレイヤーより群を抜いて計画的にかける事がビジネスでは必要だからです。昔と違い今のビジネスはとにかく早いです。試行錯誤や様子を見ながらぼちぼち投資すると言うスピード感では勝てません。ましてやのんびり試行錯誤しているうちに情報がライバルプレイヤーに流れ、その上をいくソリューションをぶつけられる可能性も大きいです。
とにかくノウハウは試行錯誤せずに買う事や、社内のスタッフをゆっくり育つのを待つのではなくアウトソーシング出来るものはアウトソーシングする。また、販促コストもライバルプレイヤーが追い付けないくらいに一気にかけてブランディングするなどの判断が必要です。
一番になりに行くためにスピードをお金で買うと言う発想が重要なのです。

 

地域一番になれたら次に狙うのは「市場の独占」です。市場の原理からすると地域二番手以降は経営のうまみがありません。当然、事業撤退と言う判断をいずれはするライバルプレイヤーがいくつか出て来るでしょう。そして 地域一番にさらにお客様が集まり寡占状態になり、その後その企業がブランド力を磨く手を休めなければ時間とともに市場独占状態が形成出来ます。市場独占状態とはライバルプレイヤーが不在の状態で、その地域での価格決定権を持つ事になる最も収益性の高い状態を言います。健全な競争があった方が良いのでは?と言う意見を持たれる方もいるかもしれませんが、これが今後の日本経済で普通に起こりえる現象です。

 

出典 和装ビジネスマーケットレポート2018

著作者 船井総合研究所 上席コンサルタント 田崎昌美